言葉にはいろいろあって、日本語・英語はもちろん方言もあります。しかし、ひとつのものに対し、実は何個も呼び方(名前)があります。今日はそのいろいろある呼び方を考えてもらいました。

まず見本として、みんなになじみのある「初〇ミク」「〇条悟」のイラストを出し、「え(絵)」と書いて示しました。すると、一人が「画像」と答え、「イラスト」「キャラクター」など一枚の写真に対し、4つの言葉が出ました。

人に聞かず自分で考える、書くのはひとつの呼び方だけ、というルールで始めました。

一人に4枚ほどの写真を配り、書き始めます。悩んでいる子もいれば、あっという間に書き終わった子もいました。

書き終わったら全て集めます。順番に写真を示し、自分の書いた写真が出たら発表。その後、他の呼び方がわかったら手を挙げて発表します。

ただ物の名前を答えるというシンプルな言葉あそびですが、子どもたちが主体的に取り組み、ルールに合わせた言葉を自ら考える事で、記憶力や思考力、発想力が鍛えられていきます。また、答えられた嬉しさや伝え合う楽しさを味わうことで、言葉を表現する意欲が高まり、コミュニケーション力も培われていきます。

食べ物や学校に関係するもの、身近なもの、中にはみんなの苦手な虫?も出題しました。こちらが想像していなかった答えも出てきました。例えば「トイレ」を「かわや」と言ったり、「しそ」を「大葉」と知っている子もいました。

少し意地悪で鹿児島弁で「かえる」「ごきぶり」を何と呼ぶか聞いてみました。さすがにみんな知りませんでした。知っていますか?「卵🥚」と「玉子🍳」の違いにも少し触れました。

子どもたちはたくさん手を挙げ、いっぱい発表しました。これからも言葉遊びを通して、たくさんの言葉を吸収してほしいです。

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