今日は割り箸を使った活動をしました。とても単純ですが、集中力がなければなかなかできません。今日ははさんだり、つかんだりしません。どう使うかというと・・・

トイレットぺ-パーの芯でわっかを作り、その中に割り箸をたくさん入れます。そして、割り箸の塔を作ります。チームに分かれて、その塔が倒れないように一本一本抜いていきます。指先を使う事で巧緻性を養います。

まずは、倒れないように慎重に抜いていきます。もちろん片手しか使えません。次に、利き手ではないほうの手で抜きます。

そのあとは、割り箸に色がついているので、赤→青→緑と順番に抜いていきますが、指示をよく聞いていなければわかりません。はじめはチームのみんなが赤を抜いたら、次は青、次は緑という様に、みんな同じ色を抜きます。そのあとは一番目の人が赤、次の人が青という様に順番に抜いていきます。理解力が必要になります。観察力も大切です。チームでどれだけ続けられるか、協調性も養うことができます。

ただ倒して終わりではなく、それぞれのチームで倒した人に動物の真似をしてもらいます。恥ずかしがってなかなかしようとしない子もいましたが、みんなが声をかけてくれて、ねこになることができました。チーム戦では残った割り箸の数が多かったほうのお友だちがみんな動物の真似をしました。

最後は色がついているほうを下にして、色を指定して抜いてもらいます。これは空間認知力が必要になります。どの割りばしにどの色がついているのか見極める必要があります。加えて、倒さない様にしなければならないので、さらに集中力が必要です。

終わった後に感想を聞いてみましたが、「簡単だった。」という子が多かったです。利き手ではないほうでもよくできていました。さらに巧緻性が必要となる活動を用意し、「難しかった。」と言わせますよ~。

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