夏休みもあとわずか。今日は子どもたちの楽しみにしていた「スライム」を作りました。一度は遊んだことがあると思います。
今日使うのは「エンジェルクレイ」という粘土・水100ml・そして魔法の水です。
感触あそびとは、ドロドロ・ベタベタ・サラサラ・冷たい・温かいなどのいろいろな感触を手足で感じながら、握ったり丸めたりちぎったりすることで、大脳を働かせて五感を刺激していくあそびのことです。
触覚には「情緒安定を図る」「危険を察知し、身を守る力をつける」「触っただけで物の識別ができる」「自分自身の身体を知ることができる」などのはたらきがあります。手先の力や運動能力を伸ばすためにも感触あそびはとても重要です。
まず、今日使う粘土を自分の手の中で実際にこねてみます。はじめベタベタしていましたが、次第に柔らかくこねられるようになりました。
この粘土をビニール袋に入れ、そこへ100mlの水を足します。袋の口をしっかり持ったら、ビニールの中で粘土を水に溶かしていきます。
しっかり溶けたら袋の先を切り、ボウルに移します。ここでいよいよ「魔法の水」の登場です。まず、今の粘土の状態を自分の手でよく確かめてもらいます。かなり水っぽくベタベタと手につきます。
魔法の水を３回吹きかけると、「あっ！変わった」とすぐわかるほど手に伝わる感触が違います。さらにあと３回、２回と少しずつ吹きかけていくと、その度に違う感触が手に伝わります。吹きかけるたびによくこねていくと・・・不思議な事にだんだん手につかなくなります。
ボウルについている粘土もきれいに取れ、手にもつかなくなったら完成です。しばらく手の中でこねて、色を付けたい人は絵の具を少しずつ混ぜていきます。
「お菓子みたい」「おいしそう」「楽しくないわけがない」などの声が聞かれました。
作った後も汚れることなく、あと始末も簡単です。自由遊びの時間にも取り出し、どのくらい長く伸びるか競争したり、楽しんでいました。
・・・「魔法の水」は掃除にも使われる重曹液です・・・ぜひ試してみてください。
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