週末からあったかいですね。子どもたちは汗びっしょりになって、外で遊んでいました。

今日の活動は「むかしばなしクイズ」です。1月からずっと、帰りの会で昔話の本を読み聞かせしてきました。さあ、どれくらい子どもたちが覚えているでしょう。

昔話には、自己肯定感や社会性を高める効果があります。話の中に道徳性があります。例えば、「ももたろう」では、仲間と一緒に力を合わせれば、大きなことを成し遂げられる。「かさじぞう」では、人にやさしくすれば、必ず自分に返ってくる、というメッセージが隠れています。また、昔話を聞くことで、子どもの語彙力を鍛える事ができます。

今日は記憶力が大切になります。視覚や聴覚など、五感で得た情報をそのままの形で脳に保持する記憶。ごくわずかな時間しか保持されず、脳が必要だと判断したものだけが次の段階(短期記憶)に移ります。

記憶力は目で見るだけではダメです。なにかと結びつけたり、反復したりすることが大切です。また、声に出して読んだり、紙に書いたりして、五感と結びつけることでより高められます。記憶力が良い人は、知識が定着しやすく、集中して作業ができます。

今日は12個の昔話を用意しました。どの話にもたいてい「おじいさん」「おばあさん」が登場します。登場人物や動物、小物などの絵をひとつずつ見せていき、わかったところで手を挙げてもらいます。絵は話の通りには並べず、ランダムにしてみました。

話はわかったけれど、題名がわからない…という子もいました。また、中身が本当にわかっているか質問すると、しっかり話の内容を答える事が出来ました。

次はグリム童話やイソップ童話にも挑戦しようと思います。

特定非営利活動法人  笑福会
放課後等デイサービス みどりがおか
住所   889-1914
     宮崎県北諸県郡三股町蓼池2201-3 南棟
TEL   0986-36-6027
FAX   0986-36-6028
営業時間 月~土、祝日